旨味たっぷり、姿はユニーク!常磐沖の深海魚・テナガダラ(手長鱈)とは?

テナガダラの生態
マイナーな深海魚ですが、テナガダラ(手長鱈)の名前のとおりユニークな特徴を持つ魚です。
- 見た目:名前の通り、手(胸ビレ)が非常に長く、独特の姿をしています。
- 体長:20~30cm程度。
- 生息地:深海に棲み、日本近海(特に太平洋側の深場)に多く見られます。
- 味:白身であっさりした味。一般的なマダラなどと比べると知名度は低いです。
- 時期:通年獲れる魚ですが、特にキンキ(アカジ)が旬を迎える12月〜3月に、そのキンキ(アカジ)を狙って漁をしているときに一緒に獲れることが多いです。

テナガダラの特徴
- テナガダラは、ほかの魚を目的として漁をしているときに、たまたま一緒に獲れてしまう魚(=混獲魚)です。
- 一般的にはあまり売れない魚とされていて、商業的な価値が低いため、市場に出回らないことが多いです。
- スーパーや魚屋さんで見かけることがないため、知名度がとても低いお魚です。
- こうした魚は「未利用魚(みりようぎょ)」と呼ばれています。
※テナガダラのような魚が無駄にならないように、漁の方法を工夫し混獲を減らす取り組みも行われていますが、なかなか難しいのが現状です。😭
見た目がちょっと…?

テナガダラは深海に住んでいるお魚なのでユニークな姿をしており、
- 色が地味
- 胸ビレ(むなびれ)がとても長い
- 見た目が「こわい」「グロテスク」
「おいしそうに見えない」という理由で、なかなか食卓にのぼることが少ないです。
ではお味はどうでしょうか?
- 白身でクセが少なく、上品な味わいです。煮付け、唐揚げ、フライがおすすめです。
- 深海魚特有のゼラチン質があり、煮るととろけるような食感になります。
是非!テナガダラ(手長鱈)を味わってみましょう
海では季節や水深、時間によって獲れる魚が変わるため、漁師は経験をもとに狙った魚を獲れるよう工夫しています。これにより、混獲と呼ばれる目的外の魚が獲れることを減らし、海の資源を無駄にしない努力がされています。それでも思いがけず獲れてしまった魚たちは、まだあまり知られていないだけで、美味しく食べられるものがたくさんあります。食卓にいろいろな魚が並ぶと会話もはずみ、皆さんの食生活がより豊かになります。市場に並ぶ魚は、漁師や仲買人が見極めて販売しているものなので、安心して新しい魚にもチャレンジしてみてください☆
テナガダラについて気になることなど、興味がある方はぜひお問い合わせください!

